いぶし銀俳優のレアアース v.s.大道具タングステン

| EDIT

いぶし銀俳優のレアアース v.s.大道具タングステン

今、何かと話題になっているレアアース(希土類)ですが、先日書いた『レアアースとレアメタルって結構ごっちゃになりますよね!』で、レアアースもレアメタルの一つだと説明しましたが、レアアースは他のレアメタルに比べると非常に華があります。

どういうことか?と言うと、レアアースも一応”レア”と名前が付くだけあって、主成分として使われることはほとんどなく、何かに少し(あるいは、極微量)添加されることによって、大幅に性能があがったりするなどの機能があり、言ってみれば、毎年アカデミー賞で”助演男優賞”や”助演女優賞”にノミネートされているいぶし銀の俳優みたいなものです。『あ~、あの映画では主演の○○よりも、脇役だけどあの△△がいい味だしてたよね~』という感じです。その渋さがあり、ハイブリッドカーのモーターやバッテリーなどを作るには欠かせないのです。

一方、私がやっているタングステンなどは、タングステンを主成分とする超硬工具に使われるのが一番多いのですが、使われるのが同じ車関係は車関係でも、車の中ではなくて車のエンジンなどを削るのにつかわれます。これまた超硬工具がないとハイブリッドカーを始めとする日本の高性能な車は作れないのですが、悲しいかな~ こちらは主演男優賞でも助演女優賞でもなく、しいて言うと”美術賞”、あくまで大道具なんですよね><

いぶし銀のレアアースに比べ、大道具タングステンはあまり話題になりませんが、共通点はどちらも中国のシェアが圧倒的に高いことなんで、レアアースの次にやばいのはタングステンか!とも言われていることは業界の方以外はあまり知られていません。ちなみに今、史上最高値更新中!(← 確か4日の金曜日の日経商品欄に私のコメントが載ってたかもしれません!)

スポンサーサイト
Category: レアメタル
↑
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。