独身手当、ドロボー公務員、若林亜紀、公務員給与2割削減!

| EDIT

『公務員のトンデモ給与明細
 独身手当』  

 新潮社 若林 亜紀著



特殊法人日本労働政策研究機構(現・独立行政法人 労働政策研究・研修機構)に勤務し、その公金浪費ぶりに憤りを感じ、内部告発を行ったのを契機に退職。現在は行政ジャーナリストの若林 亜紀が公務員の恐るべし実態を記した独身手当―公務員のトンデモ給与明細 (新潮文庫)ドロボー公務員 (ベスト新書)を読んでみた!







民間では考えられないような話ばかりで、多少話を膨らませていてもらいたい!と思いながら読んだが、もしここで書かれているようなことが一部の例外でなく、ほぼ全ての公務員(国家公務員一般職30万人、自衛隊や裁判官などの特別職30万人、地方公務員285万人)に当てはまるのであれば、それは国が破綻するのは間違いないなと実感させられる。

09年度予算で国家公務員の人件費は5兆円、地方公務員で22兆円、合わせると27兆円になる。これを2割削減できれば、今話題になっている消費税増税も不要である! (そういえば、民主党のマニュフェストには消費税増税は全く触れてないけど、国家公務員給与2割削減は入っていたぞ!)

また、退職手当や社会保険料などを除いた国家公務員の平均年収を著者は計算しているが、何と813万円(平均42歳)となるそうだ。一方で民間の平均はというとこの失われた20年の間に下がり続けて、今や430万円(平均44.4歳)>< 私が子供の頃は公務員は安定しているけど給与が安い!というのが相場だったが、今や安定していてクビにもならず、給与が高い!と来た日には役人天国と言われても仕方がないのかもしれない。

民間給与は景気が悪くなるとすぐ下がるが、公務員の場合、そうはならない。たとえば、国家公務員の場合、1年間の勤務成績が良好であれば毎年1万円前後の昇給をする。笑ってしまうのだが、人事院によれば、勤務成績良好とは、「年間40日以上の無断欠勤がないこと!」となっているそうだ。つまり、ほぼ全員が自動的に昇給する。民間ならほぼ自動的に解雇されるよね。そんなに無断欠勤すれば。

ほんとに読めば読むほど腹が立つが、ただほとんどの公務員の方は真面目に仕事をしていると思う。政治がしっかりしていれば、きちんと民間の水準に応じた公務員給与にしていれば、何も誰にも文句言われなかっただろうが、政官癒着(民とも癒着だが)で、キャリア公務員のためにわんさと天下り団体を作り放置してきた自民党。そしてそれを打破するべく、国家公務員給与2割削減を掲げて政権をとった民主党。が、蓋を開けると官労組とべったりで、もう2割削減を諦めてしまった(よね?)民主党にも期待はできない。

はぁ~~~

スポンサーサイト
Category: 書評
↑
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。