日本政府、レアアース投資へ補助金支出!

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日本政府、レアアース投資へ補助金支出!

(出張のため、1週間前のネタだが、)経産省は25日、レアアース(希土類)の中国への過度の依存を避けるため、使用量の削減や代替品の開発などへ投資する企業に対し、総額331億円の補助金を支給すると発表した。年間3万トン現在、日本はレアアースを中国から輸入しているが、今回の補助金により、これを将来的に2万トンまで削減出来るとの見通しとのことだ。← これは結構無理があると思うが、それでも、やらないよりやった方が遥かに良い。その点にはつっこまない。

この補助金を合わせ、今回1,100億円がレアアース関連に投資されることになり、補助金を受ける企業およびその投資案件も同時に発表された。多くの案件がハイブリッドカーや電気自動車などの次世代自動車関連での希土類磁石などを念頭に入れたものだが、評価したい点として、結構レアアース以外のレアメタルのリサイクル技術や使用量低減技術への開発案件も含まれていることだ。

尖閣騒ぎで注目されたのは、あくまでレアアース(希土類)であり、他のレアメタルはそれ程注目されなかった。この補助金事業も平成22年度「レアアース等利用産業等設備導入補助金」となっており、今回騒がれた”レアアース等”となっているが、役所事業としては珍しく”レアアース等”の”等”の部分にも十分配慮されている。

やばいのは何もレアアースだけでない。ほぼレアメタル全般で日本は輸入に頼っており、その多くが中国が圧倒的なシェアを持つものであり、今回、実質的に”レアメタル全般への補助金”となった点は評価したい。

ただし、あくまで使用量削減に励んでも、結局は中国からモノが入ってこないと話にならない。また、レアアースの代替原料を見つけても、それはそれで中国やそれ以外の特定の国に頼っているケースもあり得る。結局、抜本的な問題解決としては、日本が海外のレアアースやそれ以外のレアメタルでも資源を開発、確保していくことなので、こっちの方に挑む企業に思い切った補助金や国の支援などが次に必要となる。 資源確保で既に日本の大きな競争相手となっている中国は、国が前面に立って(社会主義国家なので、辺り前といえば当たり前だが)資源確保を目論んでいるのだ。果たして菅政権がそこまで踏み込めるか?

まぁ、そこまで求めるか?は別にして、今回の補助金支給などは菅さんももっとアピールして然るべき案件と思うが、そこまで余裕ないんだろうね><

昨年9月の代表選前辺りで、管政権は反小沢を鮮明にして支持率はV字回復したが、思えば尖閣騒ぎでの対応のまずさ、政治主導と言いながらも完全に那覇地検をトカゲのしっぽにしたような政治非主導な対応から、菅内閣の凋落が始まったのだから、政権浮揚のネタとしては悪くないと思うが・・

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Category: レアメタル

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