資源ハラスメントの時代に

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資源ハラスメントの時代に

2005年にレアメタルパニックが始まったところまで、先日書いたが、今回の尖閣騒ぎまでは値段が上がりはしたものの(何倍にも!)、基本的には資源を買うことは出来た。中国を中心にこの5年間の動きをまとめると、
 
 ① 資源を安売りしない! ← 無意味な価格競争ないよう輸出許可証で管理。
 ② 無茶掘りをしない!  ← 非合法あるいは小規模鉱山の廃止。
 ③ 付加価値付けて売りたい! ← 川上原料への輸出許可証を出さない。

というものであった。

その間も中国のレアメタルの国内消費は成長を続け、相対的に中国にとって輸出に対する重要度が縮小していった。それに反比例して、西側、特に中国依存度が高い日本のレアメタルに関する危機意識が高まっていき、中国にとって、戦略的に使えるネタとなっていったのだ。

以前は、外貨を稼ぐためにはなくてはならなかったレアメタル輸出(結構安値で)だが、いつの間にか、なくても困らない存在になり、逆に西側(特に日本)には、なくてはならないもになってしまった。

そういう経緯で、中国がしたたかにレアメタル輸出を戦略的外交ネタにしていった中、日本が何をしていたか?というと、何の準備もしなかったという訳ではないが、遥か30数年前の石油ショック後に設立した国家備蓄などがあるものの運用面では中途半端なものであり(なぜなら危機意識がほとんどなかったから)、中国からの戦略的外交的強請りの前に屈っしざるを得なかったである。(備蓄の話は今度じっくりやります。)

セクハラ(Sexual harassment)でもパワハラ(Power Harassment)でもなく、シゲハラ(リソハラ? 資源ハラスメント=Resource Harassment)の時代になってしまった。ちなみに私が勤める会社の社長も繁夫というが、繁ハラの方がまだましである。

持つものはそれをハラスメントに利用し、持たたないものはそれに打ち勝つ準備をしないといけない!

果たして、日本はこれまで準備をしてきたのか? また、これから打ち勝つことができるのだろうか?

今度は日本の備蓄制度について、話をしたい。


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Category: レアメタル

COMMENT

資源ハラスメント

シゲハラって、良い造語ですね!

目指せ、流行語大賞!v-218

匿名希望 #- | 2010.10.30(Sat) 13:48 | URL | EDIT

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