新浦安始め都内の放射能汚染について

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新浦安始め都内の放射能汚染について

今日も出勤できたが、往復とも電車は空いていた。本数が減っている中、客が少ないというのは都内に来ている人の数そのものが少ないのだろう。終わらない余震の影響もあるだろうが、恐らく福島原発からの放射能汚染を危惧している人が多いのではと思う。

レアメタルを扱っていると放射能とは無縁ではない。レアメタルを含む鉱石の中にはウラン、トリウムなど放射性物質を含んだものも多いのだ。そこで、放射能に詳しい担当に話を聞いてみた。

まず、いろいろと騒がれてはいるが、現状の福島原発での冷却対策は曲りなりにも効果を発揮している。今、報道されているような都内の報道数値にしても、例でよく使われているように成田→ニューヨークを飛行機で往復する際に浴びる放射能に比べるとまだまだ微々たるもので、人体に与える影響もないレベルだそうだ。

 ‐日本人が年間に浴びる被爆量は平均1ミリシーベルト。
 (1ミリシーベルト=1,000マイクロシーべルト)
 ‐世界の平均は2.4ミリシーボルド。
   (ちなみに世界のどこにいても自然界では常に微量は被爆はしているのである。) 
 ‐人間の致死量が7シーボルト(=7,000ミリシーベルト)

一時間以上1シーベルトの放射能を浴びると吐き気、2~5シーベルトで頭髪が抜け、3シーベルトを超えると30日以内に50%以上の人が亡くなると言われている。

 ‐東京⇔ニューヨークの往復での被爆量は0.2ミリシーべルト
  (高いところにいくと宇宙からのガンマ線などいろいろあるそうだ)

15日に都内で観測されたのが0.809マイクロシーベルト(=0.000809ミリシーボルト)。これで通常の20倍以上となるそうだが、それでも人体には十分無害なレベルだそうだ。つまり、我々がレアメタルを求めに世界中を旅している際に浴びる放射線の方が、よっぽど今都心で観測されている放射線より高いということだ。ニューヨークまではあまり行く機会はないが、仮にほぼ同じ距離の成田⇔モスクワを毎月1回やるとすると、それで2.4ミリシーベルト、やっと世界の平均ぐらいとなる。つまり、まだまだ今の東京のレベルでも世界平均からすると放射能は低いレベルなのだ。(あってるよね?)

ちなみに10ミリシーベルト被爆した場合、白血病発生率が2.2%増加、甲状腺ガンは1.0%、乳ガンは3.3%増加するという報告もある。

また、東海村の事故で亡くなった方は、17シーベルト(17,000ミリシーベルト)の被爆量で、即死となる被爆量の2.5倍の放射線だそうだ。

TVや新聞報道で、”ミリシーベルト”、”マイクロシーベルト”などこんがらがって、わかりにくかったのでまとめてみたつもりだが、やっぱりわかり難い>< (間違ってる点あれば、ご指摘お願いしたい^^;)

結論として、現時点で言えるのはまだまだ人体には害がなく通常の暮らしが出来るレベルであり、いたずらに不安になる必要はないということだ。

それよりも、問題なのは仮に近い将来、事態が収束に向かったとして、その後の日本のエネルギー政策をどう見直していくか?ということだろう。もう原発は要らないというのは簡単だが、未来永劫、計画停電を受け入れる用意があるのか?それは嫌だけど、原発もNo!というのは成り立たない。原発に代わって火力に回帰するとしても、燃料確保とCO2の問題がある。これは、政治家がきちんとメリット、デメリットを説明した上で、これから50年、100年の日本をどうしていくのか?ビジョンを提示していき、決めていくべき非常に重要な問題であろう。

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Category: 一般記事

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